「マウナケア」へ
マウナケアの標高は4205m。
そこに「スバル望遠鏡」が設置されています。
途中、最後の雲との境界線ではこんな素敵な虹が・・・感動的!!
もうすぐそこに、手に届きそうな虹。
初めて見ました、「感動です」。
オニツカ・ビジターセンター到着
マウナケア中腹の標高2800mにある「オニヅカ・ビジター・センター」は、山頂を目指す方や、高山病予防のために、ここで必ず30分以上休憩出来る良い場所なのです。
※高山病は標高3000mから、その兆候がはじまります。
眼下に広がる雲海。気分爽快!!
そう、ここは雲のはるか上。
ヒロの町はこの雲の下にあるんですよね。
オニヅカ・ビジター・センターからさらに上ること1500m。
やってきましたマウナケア天文観測所。
雲も霞もない、真っ裸のおてんとう様。
ここでも「ヘイ」のエネルギーを捉える儀式をみんなで!
左から2番目と3番目がケック天文台。
左端が我らが「すばる望遠鏡」
国立天文台ハワイ観測所「すばる望遠鏡」
「すばる望遠鏡」はマウナ・ケア山山頂(標高4,205m)にある日本の国立天文台の口径 8.2 メートルの大型光学赤外線望遠鏡である。
高さ: 22.2 メートル、最大幅: 27.2 メートル、重さ: 全回転部分 555 トン
そんな巨大な望遠鏡本体を見学しました。
天文学界のスター、木内鶴彦さんが訪問とあって、所内のスタッフのガイディングにも力が入ります。
彗星探索家として輝かしい功績を持つ木内鶴彦さん。
今回は特別に「望遠鏡本体」を動かす作業(1年に一回のメンテナンス作業)にも立ち合って、ご満悦の木内さん。
木内さんからの解説も加わって、参加した私たちも最高の機会となりました。
スバル観測所から見渡す世界。
その先に見えるのは「マウイ島」なのです。
壮絶な景色ですね!
じっくり拡大枠で2時間の見学ツアーを終えて、みんなで記念写真、パチリ!
今回、私たちの見学をガイディングしてくださった、村井 里江子さんとランドック・ラムゼイ理学博士。
心のこもったお話、そして笑顔、本当にありがとうございました。
バスの中では、木内さんの話で盛り上がっています。
このバスでの話は『検証の旅』に参加した人しか体験できないのであります♪
※一番興味津々、得しているのはガイドのFUKUさんかも。目からうろこがでてますよ!(笑)
パホア・ポホイキ・ロードを外れ、パホア・タウン南東のプナ地区にラバ・ツリー州立公園があります。
約6万9千㎢の州立公園を周る1km強の環状トレイルでは、珍しい溶岩樹型を観察できます。
1700年代に溶岩流がこの地区を押し流した際、オヒアの木の幹を覆った溶岩がそのまま時間の経過とともに冷えて固まり、背の高い溶岩樹型となりました。
大きさ的にはこんな感じ。
私、190mですから~。
日本人が大好きな温泉。
ハワイ島はさすがに今でも噴火を続ける活火山の島だけあって、地熱によって温められた温泉がコンコンと湧いています。
ハワイ島の温泉は、「アハラヌイ・パーク」と「アイザック・ヘイル・ビーチパーク」の2ヶ所。
ここ「アハラヌイ・パーク」は海辺にある自然公園で、周囲150mぐらいの大きな入り江が全て温泉になっています。
温泉の周りにはヤシの木が植えられ、見た目は完全に「ビーチ」なのだが、入ってみると確かに生温かい! これは紛れもない「温泉」でした。
1960年に付近のカポホの町を覆ったキラウェア火山が噴火した時から、この場所では地熱によって付近にある池などが温泉となってしまいました。
この周囲の海岸がすべて溶岩で形成されています。
温泉に近い内陸の場所に地熱発電所があることからもそのパワーがわかります。
かつては人の命も奪った溶岩ですが、いまは静かに海岸線までを埋め尽くしているだけ。
しかし、時折目にする光景は、溶岩流失の脅威や、そのエネルギーの強さというものをまじまじと感じさせてくれます。
まさに地球は生きている。
そんな生命力と地球、宇宙の営みまでも感じも肌で感じることが出来ました。
砂浜もすべて真っ黒。
全ては溶岩から形成されています。
波による浸食がどんどん溶岩を破壊し、海岸線を形成していきます。
そして崩れた溶岩は砕け、徐々に岩から石へ、そして砂へと姿を変えていきます。
地球はこれを何度も繰り返し、循環し、そして生命が誕生し、情緒豊かな星として成り立っているのです。
この小さな石も後数年で砂と呼ばれるようになるのでしょうね。
今日も一日お疲れ様でした。
4日目の打ち上げは「ジャパニーズレストランMiyo’s」にて!
ミヨズは人気の和食レストラン。
サラダが添えられていて栄養バランスが良いのもいいですね。
ワイロア州立公園のワイアケア池の正面に立地しているので眺めが良いですよ。
ホテルに戻ってきました。
木内鶴彦さんから、FUKUさんへ、著書「生き方は星空が教えてくれる」をプレゼント。
FUKUさんも、これで木内さんの言っていることの20%ぐらいは理解できると思います?
(80%は書籍にするのは無理ですね)
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