古代ハワイアンの聖地「ワイピオ渓谷」へ
ワイピオは王族ゆかりの地であり、昔から神聖な場所とされてきました。
今の様相からは想像がつかないのですが、かつては王族が住む政治の中心地だったのです。
険しい崖には洞穴があり、そこには多くの王達が埋葬されているそうです。
ワイピオとは、ハワイ語で「曲がりくねる水」という意味。
その名の通り水が豊かなこの地には、落差390mのヒイラヴェ滝や映画にも使われたカルアヒネ滝など幾つかの滝が流れています。
ゼンマイ?シダ?
原始的な植物の宝庫でもあります。
沖縄の島バナナならぬハワイの島バナナ。
ワイピオのどこそこになっています。
奥の方まで行くと、タロイモ畑が広がっています。
日本の田んぼのような懐かしい雰囲気です。タロは水がたっぷりないと生きていけないんです。
みんなでネイチャーガイド・FUKUさんを先頭にトレッキングです。
気持ちのいいひと時。
道をふさぐ小川が流れています。
これもトレッキングの醍醐味。
■Hiilawe Falls (ヒイラヴェ滝):落差 1200フィート(390m)。
数あるワイピオの滝の中で一番その名を知られている有名な滝です。
ヒロ・ビーチに戻ってきました。
ヒロ・ベイ・ビーチフロント・パークにて、みんなでランチです。
今日のランチは、「SUISAN」のマグロです。
SUISANは、日本語の「水産」に由来する名前で、ここは市場になっていて魚の売買が行われています。
朝一で頼んでおいた生のマグロを使った丼ぶりなのです!!
午後は「キラウエア」へ
クムフラ:タンガロー氏と火の女神ペレへ向かっています。
ペレの魂が眠るとされるキラウエア火山のハレマウマウ火口
クムフラ(タンガロさん)による「ペレ」への挨拶
昨日ワークショップで習った糸による挨拶。
台地のエネルギー、地球のエネルギー、太陽のエネルギーとの交信。
フラの世界に伝承され続ける、意識との対話の儀式なのです。
フラを通してネイティブハワイアンが伝承し続ける精神性。
クムフラとしての自らの使命。
大地と共に生きる。
すなわち、この地球と共存する生命体としての人間を忘れないこと。
お金の社会でほんろうする中で、私たちが忘れてはならない本来の姿をご享受いただきました。
キラウエア・トレイル。
カルデラの周囲を足で歩いてみます。
地下はマグマが活動していることがわかります。
ところどころから、地下水がゆげ(水蒸気)となって湧き出しています。
ハワイ固有種の木、オヒア。
その木に咲く花を「オヒア・レフア」と呼びます。
立ち枯れしたようなその木とは対照的に、その花の鮮やかな赤が晴れわたる青い空にホント美しい。
火の神ペレにまつわる「オヒア・レフア」の伝説があまりにも有名ですよね。
大きなシダ。
原生林のパワーは底知れぬものがあります。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
カルデラから海岸線まで一気に下る30kmの走りやすい道路。
道に沿って大小いくつものクレーターを見ることができます。
景色はとにかく最高!見渡す限りの溶岩大地、ホーレイパリ、海岸線など、とにかく圧巻という言葉がピッタリ。
いまでも流れ進みそうな溶岩。
その間からも植物が生えています。
地球を一言でいえば、植物の星。
ここもいずれは緑の森になるのでしょうね。
何もない大地は、まるで風が羽を伸ばしっぱなしって感じです。
強風の中、我々のオブザーバー木内鶴彦さんとパチリ!
木内プロジェクトの実現に向けて、これからの3年は風をしっかり捉えて飛躍しなくていけません。
サーストン・ラバ・チューブ
シダやオヒアなどが鬱蒼と茂る森に包まれた気持ちの良い散歩コース。
溶岩トンネルでは、自分のオーラを見ることができると最近注目を集めています。
ジャガー・ミュージアム
博物館の大きな窓からは、火山クレーターの様子が近くでよく見えます。
日暮れと共に徐々に色づき始めた噴火口。
ジャガー・ミュージアム
火山や溶岩、振動関係の研究活動に関する資料や写真の展示がある博物館。
過去に研究用として使われた衣類や機器なども飾られている。
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