月の誕生が人類をリセットさせた【生き方は星空が教えてくれる】


2012年11月3日

おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『月の誕生が人類をリセットさせた』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<立ち読みコーナー>
●地球環境は、この事件を機に一変しました。大量に増えた水は、地球の質量を変化させ、重力を増加させました。生き残った生物たちは、一瞬にして何倍もの自重を感じるという困難に直面しました。まともに歩くことさえ難しかったことでしょう。
●さらに月の誕生により、地球は月の引力の干渉を受けることにもなりました。海の生物に多大な影響を与えている海の満ち引きも、このときから始まったのです。
●わずかに生き残った人類は山を下り、再び文明を築く努力を重ねましたが、それは文字どおりゼロからのスタートでした。太古の文明の痕跡が残っていないのは、このときの大洪水によってすべて失われてしまったからなのです。
●もちろんこのような荒唐無稽で科学的な裏づけのない話を、にわかに信じることはできないかもしれません。実際に経験した私自身でさえ、蘇生した直後は自分で見たものを信じることができなかったのですから。
●しかし、その世界で見た未来が事実であった以上、私はこうした地球の歴史もまた事実でほないかと思うようになりました。これからさらに科学が進歩していったとき、私の見てきたことが事実であったと立証される日が来るのではないか。私はそう思っています。(P127-128)
<わたしの読書メモ>
 旧約聖書にも残る七日七夜の大洪水。それは月の到来にまつわる天変地異の話だったのです。
 その当時、すでに人類は高度文明を手にしていたわけですが、宇宙規模の大惨事には足も手も出ませんでした。木内さんの話では、人類はその当時の高原に避難要塞を作り、この大惨事をしのいだと言っています。
 その痕跡が実はマチュピチュとして、現代にも残っています。『宇宙(ソラ)の旅 ペルー』でも、マチュピチュを木内さんと検証しましたが、面白いことに、遺跡を形成する石が大きく三層に分かれていることがわかりました。
 第一層は巨石の固まりで、これは現代のクレーン技術をもってしても移動出来ないほどの質量を持っています。第二層もかなり多きいですが、頑張れば何とかなる。第三層は人間の手でも運び込むことの出来る大きさでした。
 つまり、第三層はインカ人が形成し、第二、第一層はさらに過去にさかのぼって作られたことを意味するのです。この第一層こそ、月の誕生に伴う天変地異との戦いの場で有ったのです。
 この様な避難要塞や、それ以前の高度文明は今なお、地球のどこか海底深く、または地中深くに眠っているのです。南米では、海底二〇〇〇メートルに地中に伸びる階段らしきものも発見されています。
 確かに木内さんの言うように、いつの日か、人類の歴史を解明する日が科学の進歩と共に訪れるのではないでしょうか。

【筆:小林 健】

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