おはようございます!
<今朝のフォーラムソラ語録>
『宇宙は「ひずみ」から始まっていた』
生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より
<立ち読みコーナー>
●空間を自由自在に動き回れることがわかると、私の好奇心はさらに大きく膨らんでいきました。宇宙の始まりを確かめたいという衝動に駆られたのです。
●天文を学んだものなら、誰しもが一度は考えること。それは、宇宙の始まりは本当にビッグバンなのかということです。
●私が見た宇宙の始まり、それはとても神秘的な情景でした。宇宙の始まりはビッグバンではなく、宇宙は一つの「ひずみ」から始まっていたのです。
●そもそもの初めにあったのは「膨大な意識」でした。膨大な意識そのものを形成しているものが何なのか、空間なのか物質なのかということは私にはわかりませんでした。ただそこが膨大な意識の中だということだげがわかるのです。
●膨大な意識の中に一つの「ひずみ」が生まれました。生まれたひずみは、その瞬間から解消に向かい動きはじめます。その動きこそが宇宙に満ちているエネルギーの流れにほかならないのです。
(中略)
●私たちの生きる三次元世界はこうしてたった一つのひずみから生まれました。正しくはひずみが解消に向かう過程が、三次元という空間と時間に支配されている世界だったのです。(P92-95)
<わたしの読書メモ>
いよいよ、木内さんは宇宙の始まりのシーンを体験することになりました。なぜ「宇宙の始まりか?」といえば、天文を学んだ者の性とも言うべきでしょう。
この壮大な宇宙が何なのか?始まりは何なのか?素人でもワクワクするテーマですが、専門家ならばなおさら興味を抱くテーマです。
一般的にはホーキンス博士に代表される「ビックバン説」が主流をしめている宇宙創造論ですが、木内さんの体験によると、それは「ひずみ」だったのです。
「ひずみ?」 わたしも初めてこの話を聞いた時には、なんともキツネにつままれたような、期待はずれのような気持ちになったことを覚えています。
宇宙創造といえば、大スペクタクルのような、やはり壮大なシーンを勝手に思い浮かべてしまうからです。そして、この「ひずみ」の解消こそが私たちの三次元という世界だと木内さんは言います。
先日、フォーラムソラでは木内鶴彦さんと共に、ハワイ島に地球創造の姿を検証に行きました。地球のマグマの活動も、太陽の核融合も、すべて「ひずみ」の解消という現象の一部ということになります。
宇宙の大きさが果たしていか程なのか?それは私には全く見当がつきません。しかしその一方で「日々のちっぽけな事で、枠に囚われ悩んでいることがとても小さい意識に収まってしまっているんだな。」と今回は強く感じさせられました。
常に対極的に物事を受け止め、せめて思考だけでも宇宙サイズで広げていきたいと思います。