おはようございます!
<今朝のフォーラムソラ語録>
『意識は過去も未来も行くことができる』
生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より
<立ち読みコーナー>
●そうです、私は考えるだけで空間を瞬時に移動することができるようになっていたのです。
●戸惑いながらも「俺は大丈夫だから」といい残し、私は兄の体から出ました。 兄の体を出て、病室に戻ったものの、私の体は相変わらずの状態でした。
●医師や看護婦さんたちが一生懸命蘇生処置をとってくれているのを見ているだけで、自分では どうすることもできないのです。そこに横たわっているのはたしかに私の肉体なのですが、何をされても何も感じない。それは自分と非常によく似た他人の体を見ているような、不思議な感覚 でした。
●私は、どうすることもできない自分の肉体のことよりも、この不思議な現象のほうに興味をそそられるようになっていきました。強く思うだけで空間を自由に飛び越えることができる。それも瞬間的に移動できるのです。何度かそうしたことを体験しているうちに、好奇心が頭をもたげてきました。
●今の自分は肉体をもたない、いわば意識だけの存在だ。もしかしたら意識だけの存在になると空間や時間の制約を受けなくなるのかもしれない。もしそうならば、過去や未来にも行くこともできるかもしれない、そう考えたのです。
●私は迷うことなく、自分が六歳のときのある夏の日をイメージしました。(P86-87)
<わたしの読書メモ>
木内さんと常日ごろお話していて感じるところ。それは強烈な洞察力です。
フォーラムソラの定例会では、政治、経済、国際情勢、精神、宇宙、科学や物理・・・と、さまざまな質問が木内さんに投げかけられますが、その都度ほとんど完璧に “わかりやすく” 答えてくれます。
感化されるのをあえて避けるために、参考文献など他の書籍から情報を入手することはないそうなのですが、日々の生活や、おかれた環境、世界観を統合して語られる意見には、オリジナリティーと独特の説得力にあふれていています。
さて、今回は木内さんが意識の大冒険に繰り出す、まさにその瞬間の様子です。木内さんは、自分に良く似た体(自分の肉体)よりも、 空間を瞬時に移動できる今の自分の状況に興味を抱いています。
こんな状況でも、「なぜ?」に対する興味は尽きることがありません。同じ時間を移動できるのなら、過去や未来も行けるはず? と仮定してしまうところが、木内さんならではでないでしょうか?
何万光年という時空を超えた天体に没頭していた木内さんだからこそ、過去や未来という縦軸方向の移動まで考えついたのだと思います。
この意欲的な行動のおかげで、私たちは現在、過去の出来事や未来の予測を木内さんの体験を通して知ることができるのです。
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■木内鶴彦と行く「宇宙(ソラ)の旅 ハワイ島」報告会
2012月10月28日(日)14:00~16:50
港区立勤労福祉会館にて
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