・木内鶴彦プロフィール


 

フォーラムソラ・オブザーバー 木内鶴彦 氏

 

 

<彗星捜索家>

1954年6月4日、
長野県南佐久郡小海町生まれ。

 

初めて観測した彗星は小学校5年生の時。
その彗星が池谷・関彗星であり、
それ以来彗星に興味を持つようになる。

 

その後、航空自衛隊に入隊。
しかし生死をさ迷う病気をした事から、
新たな人生観に気づき航空自衛隊を退官。

 

地元の長野県へ戻り天体観測を続ける。
83年11月より本格的な彗星捜索を開始。

90年に「チェニス・木内・中村彗星」の発見でデビュー。
さらに同年7月には「土屋・木内彗星」も発見するという成果をあげる。

 

さらに翌年91年1月には
「メトカーフ・ブリューイントン彗星」を再発見と、
早くも彗星探索界のスターとなった。

 

ペルセウス座流星群の母彗星「スイフト・タットル」は、
最初82年に回帰が予報されたが、
どこからも検出の報告がなかった。

 

マースデンが再計算の結果、
10年のずれで92年に回帰することを予報する。
その予報に従い木内鶴彦が眼視的に再発見した。

 

数々の成果により、
93年には国際天文連合より小惑星に「木内」と命名される。

 

さらに「スイフト・タットル彗星」は
2126年8月14日に地球に衝突の可能性があるとして、
映画「アルマゲドン」や「ディープインパクト」の
モデルともなっている。  

 

<主な著書>

「宇宙の記憶」

 

 

「生き方は星空が教えてくれる」

 

 

<主なメディア出演>

1997年:TBS「いのちの響」

2001年:6月公開の映画 STEREO FUTURE (監督:中野裕之

2007年:5月20日21時10分~ 東京FM ハミングバード  

 

<主な受賞歴>

2010年:6月9日 「東久邇宮文化褒賞」受賞
彗星探査,環境保護活動、炭素化炉システム、太古の水の開発が評価される。

▶関連情報
●木内鶴彦メッセ―ジ
●木内鶴彦 書籍